音楽療法

音楽療法とはいったいどんなものなのか、音楽療法の効果を歴史や役割、活用方法などの観点から解説しています。
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 「音楽療法」という言葉を知っていますか?これは、音楽の持つ力を利用して心身共に健康に導いていく治療法のことを言います。これはかなり古い歴史のあるものですが、日本でも研究が進み音楽療法の研究所などが存在します。ここでは、音楽療法の効果や役割、活用方法などを紹介しています。モーツァルトの音楽療法が健康に良いということは有名な話ですが、その他にも、オルゴール音楽療法や音楽療法に適した楽器を紹介していますので是非ご参考に。

音楽療法を本格的に学びたい方へ
心も体も疲れやすい現代人にとって、ストレスを和らげてくれるのが音楽療法。今後、ますます重要とされる療法として注目されています。
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好きな音楽を聴いていると、楽しい気持ちになったり、スッキリした気持ちになったというような経験は誰にでもあると思います。音楽には、不思議な力が秘められています。この力を最大限に利用し心身共に健康に導いていく治療法のことを、音楽療法とよんでいます。また、音楽を聴くだけでなくて楽器を弾いてみたり、歌を歌ってみたりすることなども音楽療法に含まれます。

音楽療法は、最近では、いろいろな医療現場において、取り入られています。そして大変注目されている治療法の1つです。音楽が癒しに使われた歴史は、かなり古くさかのぼります。3000年前のユダヤ王サウルのうつ病を、ダビデという羊飼いの若者が、ハーブの調べで治したことは、現代でも語り継がれているお話なのです。古代ギリシャのアリストテレスは、音楽には身体に溜まった悩みやもやもやを吐き出してスッキリさせる効果があることを発見し、カタルシス効果と名付けていました。

また、中世時代においてはいろいろな面で、キリスト教に強く支配されていた時代です。病気に対する考え方も同様でした。それがルネッサンス期に移行してから画家達による解剖図といった美術と医療、そして坐骨神経痛の患者の患部の上で、フルートを演奏して治癒したというように音楽の総合的な活動が注目され始めます。近代では、音楽療法の主役は、アメリカへと移りました。その当時の大統領のジョージワシントンも音楽療法に興味を示しており軍隊などにも使われ始めました。現代では、医療において、軍隊だけでなくて精神疾患をもつ患者のレクリエーションとして利用されています。

東北大学病院の緩和ケアセンターについてご紹介したいとおもいます。緩和ケアにおける音楽療法とはいったいどういったものなのでしょうか。音楽療法は、背筋をのばしてクラシック音楽を聴くといったけして堅苦しいものではありません。緩和ケアセンターの患者さんと家族かたたちの入院生活をより良いものしてもらえるように音楽による様々なケアを行うことを目的としています。 それでは音楽療法はどのようなことをするのでしょうか。

たとえば、昔ギターを弾いていたからもう一度弾きたいという方もいるとおみます。合唱団に入っていて歌が大好きというかたや、家族と何か音楽を楽しみたいというかた、音楽の経験はないけど思い出の曲を聴きたいというように患者さんの希望に合わせた音楽活動を提供してくれます。使用する音楽も患者様の嗜好にあわせてクラシックから演歌まで幅広く対応しており、患者さんが音楽活動を経験することによってさらに充実した入院生活を送ってもらえるように専門的な訓練を受けた音楽療法士がサポートをおこなっています。

例えば、このようなことを体験する子tができます。まずは病室で音楽療法士と一緒にギターで弾き語りを楽しむ、歌を歌うことでストレスを発散する、思い出の曲を歌ったり聞いたりすることで昔のことを懐かしむことができる、家族と大切な曲を一緒に歌ったり、楽器で演奏したりすることができあす。楽器はギターやキーボード以外にも、病室内で演奏するのに適した楽器類を用意することができます。音楽療法は基本的には患者さん本人と音楽療法士によるマンツーマンの形で行われます。患者さんの希望によっては家族や友人に参加してもらうこともでいます。また音楽療法を行う頻度や日時についても、患者さんと相談してから決定をおこないます。

遺伝子も音楽を奏でるということをご存知ですか? 「遺伝子は、生体の機能や形態に関係している情報カプセルです。DNAで出来ており、DNAの遺伝子情報は実はたった4つの塩基(アデニン[A]、グアニン[G]、チミン[T]、シトシン[C])から構成されています。塩基とピッチ(音の高さ)との関係についてGCTA=レミソラとして、シンセサイザーで表現しました。これは国立がんセンター研究所の宗像信生博士がおこなったのです。

リズムと生命活動についてですが、[8~12ヘルツ/1秒]=(α波)の刺激を与えてあげると人間は意識が変わります。そのため気を失ったり発作を引き起こすことさえもあるのです。これはL・ワ トソン著「Super Nature」からの引用です。[10~20/1秒]の場合は、人を無鉄砲にさせます。これはイギリス音響学会からの引用で次に性欲を刺激することも可能なのです。脳波にたいして電磁波(音・光・磁気)を一定のリズムを与えれば脳波のリズムを変えることが出来るのです。

「例えば、脳波をα波のリラックス状態にさせたいときはには8~12ヘルツ/1秒で振動する電磁波を放射します。そうすることによって共鳴現象が起きます。これに脳波が同調してα波となってリラックスすることができるのです。こういった内容の実験をM・G・リグが88名の学生にたいしておこないました。リズムが速くなれば、楽しい幸福な感じがしたり、リズムが遅くなれば、真剣な悲しい気分になるということがわかったのです。かの有名なベートーベン「運命」の冒頭音楽でみてみると「最後の「ジャーン」は、最初の「ジャジャジャ」よりも音程が3度下がっています。そのことで絶望や悲しみなどを表現しています。