欧米での音楽療法

音楽療法とはいったいどんなものなのか、音楽療法の効果を歴史や役割、活用方法などの観点から解説しています。
音楽療法を本格的に学びたい方へ
心も体も疲れやすい現代人にとって、ストレスを和らげてくれるのが音楽療法。今後、ますます重要とされる療法として注目されています。
欧米での音楽療法

現在、アメリカをはじめ、世界中で、さまざまな現場に音楽療法が取り入れられています。音楽療法は、音楽健康法や音楽レクレーションなど、皆さんが生活の中で聴く音楽を気軽に取り入れる心理療法で、その効果の高さについても、多くの報告がなされています。

音楽療法は、その場が楽しいことがまず重要であり、音楽を聴いたり、楽器を演奏したりすることで、健康を改善されながら、ストレスを解消したり気分転換することができる療法です。後に、評価、検討、研究することは含められず、これらは広義の音楽療法と考えられています。

また、欧米では、現在の日本とは異なり、療法とは治療を含むものと考えられています。欧米の療法は、狭義の音楽療法と考えられます。例えば、特定の対象者がおり、その個人やグループに対応したプログラムが設定されているように、治療者の治療としての意義が重要となってきます。また実践を始めてしまえば、決して、そのまま放置しておくことは許されません。実践された内容を振り返り、検討することが重要とされているのです。

このような治療の中で、ポイントとなるのは、何らかの治療が終わった後で、患者が、どのような点で治療前と比較して良くなったか、それとも、特に変化がなかったのか、逆に悪くなったのかどうかについて、検討するなど、評価を行なううことが必要となります。

一般の人にとって、形や数字を伴わない評価は、音楽健康法やリクレーションの意義は大きいといえます。音楽本来の機能の他、役割の観点などからみると、事実的にはとても重要なのです。音楽療法は、皆さんの1番身近にあって、かつ、大変重要な療法であるといえます。

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音楽療法WEBガイド 新着情報

好きな音楽を聴いていると、楽しい気持ちになったり、スッキリした気持ちになったというような経験は誰にでもあると思います。音楽には、不思議な力が秘められています。この力を最大限に利用し心身共に健康に導いていく治療法のことを、音楽療法とよんでいます。また、音楽を聴くだけでなくて楽器を弾いてみたり、歌を歌ってみたりすることなども音楽療法に含まれます。

音楽療法は、最近では、いろいろな医療現場において、取り入られています。そして大変注目されている治療法の1つです。音楽が癒しに使われた歴史は、かなり古くさかのぼります。3000年前のユダヤ王サウルのうつ病を、ダビデという羊飼いの若者が、ハーブの調べで治したことは、現代でも語り継がれているお話なのです。古代ギリシャのアリストテレスは、音楽には身体に溜まった悩みやもやもやを吐き出してスッキリさせる効果があることを発見し、カタルシス効果と名付けていました。

また、中世時代においてはいろいろな面で、キリスト教に強く支配されていた時代です。病気に対する考え方も同様でした。それがルネッサンス期に移行してから画家達による解剖図といった美術と医療、そして坐骨神経痛の患者の患部の上で、フルートを演奏して治癒したというように音楽の総合的な活動が注目され始めます。近代では、音楽療法の主役は、アメリカへと移りました。その当時の大統領のジョージワシントンも音楽療法に興味を示しており軍隊などにも使われ始めました。現代では、医療において、軍隊だけでなくて精神疾患をもつ患者のレクリエーションとして利用されています。