音楽療法を学びたいという方が、最近では、徐々に増加してきているようです。音楽療法士の資格を取るための学校も増えています。では、そういった学校では、どのようなカリュキュラムが行なわれているのでしょうか。たくさんの学校がありますが、ほとんどの学校では、音楽療法士の資格の他に、ホームヘルパーの資格も取れるというところが多いようです。
他にも、学校によって、取れる資格も異なるそうですが、どのようなスケジュールがあるのかについて、ご紹介したいと思います。音楽療法資格取得のスケジュールは、主に2年制の学校が多いようです。
1年生のカリュキュラムは、音楽心理学、音楽教育学、ギター 、音楽療法概論、音楽療法基礎、児童音楽療法等の児童に関わる音楽や、精神科音楽療法、高齢者音楽療法、老年医学、歌唱伴奏法、精神医学、心身医学、発達心理学等、障害者や高齢者に関わる音楽や、音楽療法に必要な心理学、 発達心理学などを、学ぶことが出来ます。1年の時は、心理学や音楽心理について学ぶことが多いと思われます。
2年生では、日本歌謡史、応用民族音楽学、器楽、三味線、即興演奏、ロールプレイング、集団力動、集団音楽療法、臨床実習、インターンシップ、リハビリ学、精神科障害学、臨床心理学、社会福祉概論、児童障害学、民踊、スピリチュアル・ケアなど、介護と音楽療法のまとめのような勉強をするそうです。
他にも、通信講座など、いろいろありますので、勉強したい方は、情報収集をしてから学校を選ぶといいと思います。
好きな音楽を聴いていると、楽しい気持ちになったり、スッキリした気持ちになったというような経験は誰にでもあると思います。音楽には、不思議な力が秘められています。この力を最大限に利用し心身共に健康に導いていく治療法のことを、音楽療法とよんでいます。また、音楽を聴くだけでなくて楽器を弾いてみたり、歌を歌ってみたりすることなども音楽療法に含まれます。
音楽療法は、最近では、いろいろな医療現場において、取り入られています。そして大変注目されている治療法の1つです。音楽が癒しに使われた歴史は、かなり古くさかのぼります。3000年前のユダヤ王サウルのうつ病を、ダビデという羊飼いの若者が、ハーブの調べで治したことは、現代でも語り継がれているお話なのです。古代ギリシャのアリストテレスは、音楽には身体に溜まった悩みやもやもやを吐き出してスッキリさせる効果があることを発見し、カタルシス効果と名付けていました。
また、中世時代においてはいろいろな面で、キリスト教に強く支配されていた時代です。病気に対する考え方も同様でした。それがルネッサンス期に移行してから画家達による解剖図といった美術と医療、そして坐骨神経痛の患者の患部の上で、フルートを演奏して治癒したというように音楽の総合的な活動が注目され始めます。近代では、音楽療法の主役は、アメリカへと移りました。その当時の大統領のジョージワシントンも音楽療法に興味を示しており軍隊などにも使われ始めました。現代では、医療において、軍隊だけでなくて精神疾患をもつ患者のレクリエーションとして利用されています。