障害児のための音楽療法

音楽療法とはいったいどんなものなのか、音楽療法の効果を歴史や役割、活用方法などの観点から解説しています。
音楽療法を本格的に学びたい方へ
心も体も疲れやすい現代人にとって、ストレスを和らげてくれるのが音楽療法。今後、ますます重要とされる療法として注目されています。
障害児のための音楽療法

障害児のための音楽療法という書籍があります。これは、「音楽療法とは音楽による心理療法である」という考えをもとに障害児に対し療法としての側面から音楽を使った試みの本です。そのため欧米諸国のように、音楽家が教育の延長線上に音楽療法を行っているのに対して、筆者のかたは心理治療者の立場から出発しています。その過程から音楽療法をとらえているといえるようです。

「山松方式」とは、心理治療者と演奏者がコンビを組み子どもにかかわるといった方法です。これは、音楽家が直に子どもに接して指導を行うというような今までのマンツーマン方式の音楽療法とは、一線を画するものです。そのため心理療法としての意味合いが強いもののようです。この方法は、まずはトランポリンと楽器を組み合わせていき、子どもたちに楽しみを感じさせます。そして自発性を引き出していこうするところから始まります。

また、この書籍は「障害児のための」となっておりますが、導入のための道具がトランポリンなので、主に自閉症児のための音楽療法という比重が大きくなっています。他にも知的障害や言語障害、そして脳性マヒの子ども達や盲児、耳の聞こえないろう児などに対する音楽療法のもつ意味ややり方などにも触れています。しかしそういったものの解説や実践については大半が自閉症児に対するもののようです。

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音楽療法WEBガイド 新着情報

好きな音楽を聴いていると、楽しい気持ちになったり、スッキリした気持ちになったというような経験は誰にでもあると思います。音楽には、不思議な力が秘められています。この力を最大限に利用し心身共に健康に導いていく治療法のことを、音楽療法とよんでいます。また、音楽を聴くだけでなくて楽器を弾いてみたり、歌を歌ってみたりすることなども音楽療法に含まれます。

音楽療法は、最近では、いろいろな医療現場において、取り入られています。そして大変注目されている治療法の1つです。音楽が癒しに使われた歴史は、かなり古くさかのぼります。3000年前のユダヤ王サウルのうつ病を、ダビデという羊飼いの若者が、ハーブの調べで治したことは、現代でも語り継がれているお話なのです。古代ギリシャのアリストテレスは、音楽には身体に溜まった悩みやもやもやを吐き出してスッキリさせる効果があることを発見し、カタルシス効果と名付けていました。

また、中世時代においてはいろいろな面で、キリスト教に強く支配されていた時代です。病気に対する考え方も同様でした。それがルネッサンス期に移行してから画家達による解剖図といった美術と医療、そして坐骨神経痛の患者の患部の上で、フルートを演奏して治癒したというように音楽の総合的な活動が注目され始めます。近代では、音楽療法の主役は、アメリカへと移りました。その当時の大統領のジョージワシントンも音楽療法に興味を示しており軍隊などにも使われ始めました。現代では、医療において、軍隊だけでなくて精神疾患をもつ患者のレクリエーションとして利用されています。

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