遺伝子も音楽を奏でる

音楽療法とはいったいどんなものなのか、音楽療法の効果を歴史や役割、活用方法などの観点から解説しています。
音楽療法を本格的に学びたい方へ
心も体も疲れやすい現代人にとって、ストレスを和らげてくれるのが音楽療法。今後、ますます重要とされる療法として注目されています。
遺伝子も音楽を奏でる

遺伝子も音楽を奏でるということをご存知ですか? 「遺伝子は、生体の機能や形態に関係している情報カプセルです。DNAで出来ており、DNAの遺伝子情報は実はたった4つの塩基(アデニン[A]、グアニン[G]、チミン[T]、シトシン[C])から構成されています。塩基とピッチ(音の高さ)との関係についてGCTA=レミソラとして、シンセサイザーで表現しました。これは国立がんセンター研究所の宗像信生博士がおこなったのです。

リズムと生命活動についてですが、[8~12ヘルツ/1秒]=(α波)の刺激を与えてあげると人間は意識が変わります。そのため気を失ったり発作を引き起こすことさえもあるのです。これはL・ワ トソン著「Super Nature」からの引用です。[10~20/1秒]の場合は、人を無鉄砲にさせます。これはイギリス音響学会からの引用で次に性欲を刺激することも可能なのです。脳波にたいして電磁波(音・光・磁気)を一定のリズムを与えれば脳波のリズムを変えることが出来るのです。

「例えば、脳波をα波のリラックス状態にさせたいときはには8~12ヘルツ/1秒で振動する電磁波を放射します。そうすることによって共鳴現象が起きます。これに脳波が同調してα波となってリラックスすることができるのです。こういった内容の実験をM・G・リグが88名の学生にたいしておこないました。リズムが速くなれば、楽しい幸福な感じがしたり、リズムが遅くなれば、真剣な悲しい気分になるということがわかったのです。かの有名なベートーベン「運命」の冒頭音楽でみてみると「最後の「ジャーン」は、最初の「ジャジャジャ」よりも音程が3度下がっています。そのことで絶望や悲しみなどを表現しています。

スポンサード リンク
音楽療法WEBガイド 新着情報

好きな音楽を聴いていると、楽しい気持ちになったり、スッキリした気持ちになったというような経験は誰にでもあると思います。音楽には、不思議な力が秘められています。この力を最大限に利用し心身共に健康に導いていく治療法のことを、音楽療法とよんでいます。また、音楽を聴くだけでなくて楽器を弾いてみたり、歌を歌ってみたりすることなども音楽療法に含まれます。

音楽療法は、最近では、いろいろな医療現場において、取り入られています。そして大変注目されている治療法の1つです。音楽が癒しに使われた歴史は、かなり古くさかのぼります。3000年前のユダヤ王サウルのうつ病を、ダビデという羊飼いの若者が、ハーブの調べで治したことは、現代でも語り継がれているお話なのです。古代ギリシャのアリストテレスは、音楽には身体に溜まった悩みやもやもやを吐き出してスッキリさせる効果があることを発見し、カタルシス効果と名付けていました。

また、中世時代においてはいろいろな面で、キリスト教に強く支配されていた時代です。病気に対する考え方も同様でした。それがルネッサンス期に移行してから画家達による解剖図といった美術と医療、そして坐骨神経痛の患者の患部の上で、フルートを演奏して治癒したというように音楽の総合的な活動が注目され始めます。近代では、音楽療法の主役は、アメリカへと移りました。その当時の大統領のジョージワシントンも音楽療法に興味を示しており軍隊などにも使われ始めました。現代では、医療において、軍隊だけでなくて精神疾患をもつ患者のレクリエーションとして利用されています。