音楽療法を実践しよう

モーツアルトは、天才作曲家として語り継がれています。「シンフォニー(交響曲)」や「コンチェルト(協奏曲)」など、多くのクラッシックを作曲した、世界中で誰もが知っている、偉大な音楽家です。モーツアルトは、会話をしながら、頭の中で作曲を完了したものを、譜面に書いていたそうです。基本的には、言語や会話は左脳で処理され、音楽などは、右脳で処理されていると言われています。そう理解すると、難しいことではないように思ってしまいますが、実際にやってみると、結構大変なものです。モーツアルトは、右脳を使う天才だったのではないでしょうか。

 

そして、最近は、モーツアルト音楽療法が、大変健康に良いと、人気が出ています。モーツアルトの音楽は、実際に脳を刺激し、自律神経を活性化させる効果があるようです。なぜ、そういった効果が現れるのでしょうか。

 

一般に、人の健康を支えている生体機能には、刺激を与える高周波を豊富に含んでいます。高周波音は、せき髄から脳にかけての神経系を効果的に刺激して、その結果、健康を支えている生体機能に、良い影響を及ぼすとされています。そして、いろいろあるクラッシックの中でも、モーツアルトの音楽は、3500ヘルツ以上の高周波を豊富に含んでいると言われており、これがそのような効果の原因と考えられます。

 

また、植物にも、その成長に、モーツアルトの曲が効果的であると言われています。例えば、トマトにモーツアルトの音楽を聞かせると、トマトの発育が早く、甘くなる効果が報告されているそうです。通常の糖度は、4.8%だったのに対して、音楽を聞かせたことによって、2倍以上の、9.3%に糖度がアップしたといわれています。これは、トマトが元気に育つとエネルギーが豊富になり、糖度が高くなったからと考えられています。

 

最近では、痴呆症や高血圧など、それぞれの病気の効果に合ったモーツアルトの音楽療法のCDが発売されており、音楽療法の決定版と言われています。

認知症とは、記憶、見当識、理解、計算、学習能力、言語、認識など、脳に障害が起こる病気です。知的機能が慢性進行性に低下することによって、生活上の機能が低下してしまう状態になります。そして、行動異常や、精神変調を伴うことが多々あります。

 

認知症は、初期は、家族には気付かれず、本人が思い出せないという、歯がゆい思いをするところから始まります。そして、家族がおかしいと感じた頃には、本人は、家族が気付いているということを、理解できないくらい、進行していると言われています。

 

そして、本人が一時的に、正常な状態に戻ったとき、家族にすまないないという気持ちを持ちますが、次の瞬間には、また判らなくなってしまうのです。これまでは、こういった認知症は、改善できないとされてきました。

 

しかし、認知症にも、音楽療法は効果的とされています。90歳の男性が、認知症の障害が進み、不眠症で、睡眠薬が投与され、便秘の下剤を飲むほどになってしまったそうです。その時、1日2時間から4時間、オルゴールの音楽療法を始めたところ、身体中が温かくなることから始まり、1ヵ月後には、睡眠薬が要らなくなりました。また、その後、便秘も見事に解消したそうです。

 

また、痴呆症の主な症状といえる、ボケの症状も薄れていき、頭がはっきりしました。また、それだけではなく、難しい熟語や、おつりの計算、昔会っていた友人を思い出したり、1人で散歩からも帰って来るなど、家族が驚くほどの変化があったそうです。

 

このように、通常の治療では、考えられないことですが、認知症だけではなく、アルツハイマー病も、大きく改善されたと事例もあります。もし、認知症で悩んでいる方がいらっしゃったら、オルゴール療法を試してみるのもいいかもしれません。

音楽療法に適した楽器というものは、特にあるのでしょうか。楽器と言っても、カスタネット、ピアノ、パーカッション、タンバリン、マラカスといった、日常、普通に使用している楽器や、バケツ、しゃもじなど、日用品を利用した、手作りの音の出る道具などでも、全く構いません。

 

ただし、あくまでも、「音楽」を中心にしたアプローチなので、きれいな音色の楽器を使用することで、より一層心に響くということは考えられます。相手が、「なんだろう」と興味を覚えるような楽器を仕掛けるのもよいとされています。さらに、障害を持った方や、高齢者などのためには、トレーニングに使用する際は、楽器を扱いやすい工夫をするよう考えることも必要です。

 

例えばハンディカスタ、ハンディマラカス、ハンディウッドなどは、持ち手の所に籐が巻いてあり、滑りにくく、かつ握り易くて、簡単に演奏ができる構造になっています。他にも、振ることで、その振動が直接指や手に感じられ、聴覚に障害があったり、聴覚に自信がないような人も、充分楽しむことが出来るようなものもあります。

 

ハンディカスタは、フラメンコのようなリズムが出せて、好評です。また、ツリーチャイムバーが吊り下げられており、美しい音色の楽器なので、触れるだけで音が鳴らすことが可能で、少しの動きで操作することができるので、身体機能の障害が重症の方でも、楽しむことができます。

 

楽器によって、残響に差もありますので、対象者を想定しながら、実際に音を鳴らしてみたりしながら、慎重に選ぶことも大切でしょう。楽曲の中では、効果音としてもよく使われています。

 

他にも、グリッサンドというものもあります。演奏することで、例えば、半側空間無視の障害などを持つ人などは、対象者の左右の意識の巾を広げることにつながると言われています。また、傾けると波の音がするオーシャンドラムは、小豆をもろ蓋の上にのせて傾けるとする音に似ていて、夏の海の思い出を回想するにはピッタリの楽器です。傾け方によっては、歌のイメージに合った波の音が表現でき、腕の操作のトレーニングにもなります。持ちにくい場合は、取ってをつけて、持ちやすいものを注文できるというところもあります。このように、対象者に合った楽器を選んで活用するようにすると、より高い効果が期待できるでしょう。

音楽療法は、人の気持ちを癒したり、他にも、高齢者の痴呆症など、さまざまな病気に効果的と言われています。しかし、音楽療法は、日本では、まだまだ、十分に広まっているとは言えません。音楽療法士の仕事も、ボランティアが中心であり、現状では、人数も少ないとされています。

 

そんな人のために、モーツアルトの音楽療法のCDをおすすめします。モーツアルトの曲は、音楽療法の効果として必要な、高い高周波を出すと言われています。そのモーツアルトの曲を、日本における免疫音楽療法楽の第一人者と言われる、和合治久教授の監修の下、モーツアルトの中でも、効果の高い音楽を選曲したCDが出されたそうです。この音楽療法CDは、患者別に種類が判れているので、どれを聞かせればいいのか、すぐ判るようになっているそうです。

 

 

1、脳神経系疾患の予防

 

聴力や耳鳴りの予防・改善や、味覚異常や視力低下なども、予防効果があります。また、アルツハイマー、パーキンソン病の改善など、老人性痴呆症、パーキンソン病、難聴などに効果があると言われています。

 

 

2、血液循環系疾患の予防

 

高血圧、心筋梗塞、動脈硬化、脳梗塞などの症状、高血圧や、激しい心拍が下がる、だ液がたくさん分泌され胃の活動が高まり便秘が改善されるなどの効果があります。

 

 

3、免疫系疾患の予防

 

免疫物質の分泌が高まり、インフルエンザウイルスなどの病原菌を撃退する力が増します。がんや自己免疫病の因になる活性酸素を、押さえてくれる療法があるので、感染症、膠原病、アトピーなどの予防に効果があると言われています

 

 

また、1枚のCDの中は、1から5までのステージに分かれており、それぞれ「挑戦」、「決意」、「歓喜」といったイメージの名前がつけられています。そして、それぞれのステージで、どのように音楽を聴いたら、より高い効果を得られるかということについて解説されています。また、このCDの効果を、より多く引き出すための秘訣など、医学的見地に基づく和合教授の解説が付いているので、本当に音楽療法に適したCDと言えます。

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